Fetch as Googleの機能

Google Search Console内にある[Fetch as Google]の機能についてご紹介いたします。
こちらの項目はGoogle Search Consoleダッシュボードから[クロール]⇒[Fetch as Google]で閲覧できます。
Fetch as Googleの機能では、『検索エンジンクローラーがページを取得する情報』を確認できます。

Fetch as Googleの機能はどのようなものがあるのか?

■ クロールリクエスト
こちらの機能は、新規で作成されたページを検索エンジンにインデックス登録してほしい際に、こちらからインデックス送信をすることができ、個別のURLのみクロールしてもらいたい場合は1週間で500件まで送信することができます。
また、月10件までクロールリクエストができる[URLとすべてのリンクページ] という項目は、新設サイト・新設カテゴリーを作成された場合、対象のトップにあたるURLをクロールリクエストし、設置されたリンクを辿ってその他ページをインデックス登録してもらうことができます。
Fetch as Googleの機能の中で最も重宝されている機能になる項目かと思いますので、状況に合わせて使い分けていただければと思います。
※クロールするタイミングが気持ち早くなる程度とお考えいただいてちょうどかと思います。sitemap.xmlに追記していただくのはもちろんなのですが、ページ作成後すぐに検索エンジンにページを認識してもらいたい際はこちらからインデックス送信をお試しください。
また新機能としまして[レンダリング機能]がFetch as Googleの機能に追加され、検索エンジンがどのようにページを認識しているか画像ベースで見ることのできる機能になります。その為JavaScriptでコンテンツを表示するものがありましたら、クローラーにも認識してもらえるようrobots.txtの設定することをおすすめいたします。

■ 最新のクロールした日付を確認できます。
検索エンジンクローラーが対象ページをクロールした最新の日付を確認できます。

■ ダウンロード時間
クローラーがページ情報を取得に掛かった時間を秒単位で表示してくれます。(以前はミリ秒単位でしたが変更されました。)
こちらの数字はユーザーがクリックしてからページが開くまでの時間を指し、ページの表示速度を簡単に閲覧できる項目です。
ユーザーを待たせないためにも2~3秒以内に表示されることが理想的です。

■ Googlebotが取得したページのソース情報が閲覧できます。
こちらは検索エンジンクローラーがクロールの際に取得しているページの情報がソースのどこからどこまでなのかを確認できます。
Googlebotは基本的にクロールの際、ソース情報の上部からテキストで200KB分までのデータを取得していきます。その為、閲覧できるデータに</html>が切れてしまって見えない場合、しっかりページの下まで見てもらえていない可能性があります。
企業様ページにてコンテンツをページ下部に設置することが多く見受けられますが、グローバルナビゲーションなどがある場合、ページ上部にその項目情報が多いと作成されたコンテンツをクローラーが認識していない可能性がありますので、是非一度ご確認ください。
※ハッキングをされた際などにクローラーが200KB以上のデータをクロールすることがあります。

検索上位化させたいキーワードでSEO施策を行う際はページ上部からテキストで200KB以内に収まる中でコンテンツを記載することが望ましいので、コンテンツ作成はページ上部から設置していただければと思います。
文章を含めた画像を設置されている場合は、画像の上にテキストを載せる形への変更もご検討されるとよろしいかと思います。

【見本】seoマスターProfessional[機能と特長]

上記の情報を閲覧する方法

こちらはとても簡単です。
① [クロール]⇒[Fetch as Google]からインデックス送信またはクロールリクエストをしたいURLを入力します。
② 対象URLが[ウェブ(PC)][モバイル][スマートフォン]のどこに属しているのかを指定し、[取得]または[取得してレンダリング]をクリック
③ データが取得に成功するとページ下部に対象URLで[成功しました]と出てきます。
④ [成功しました]が表示されましたらこちらをクリックしますと上記の情報を閲覧することができます。

管理サイトの現状把握に関してFetch as Googleの機能はとても良い情報が満載なので、あまり触れていない方は是非ご覧いただければと思います。

Fetch as Googleの機能に関する情報が皆様の検索エンジン最適化対策のお役に立てれば幸いです。

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