キーワードの選定方法

キーワードを選定することは、検索エンジン最適化を始める上で最初に行うことであり、最も重要な要素のためキーワードの選定方法は同様に大切なことになります。

キーワードの選びで選定方法を誤って設定してしまうとビジネスでは大きな損失につながりかねません。
BtoB向け商品やサービスを展開されている企業様の場合、その紹介ページのSEOキーワード選定はウェブ上での目的を社内で統一させた上で選ぶようにしましょう。

例えば検索数が多いからという理由のみでキーワードの選定を行いSEO施策を実施されますと、競合が多くなかなか順位が思うように上がらない可能性があります。仮に検索順位が上昇したとしてもお考えになられた目的は達成されないことも十分考えられます。

キーワードを選定する際はその対象ワードがどういった言葉なのか大きく分けて2種類に分けることができます。
その2種類とは[情報系キーワード][アクション系キーワード]になり、キーワードの選定方法として是非おさえていただきたいポイントです。

①情報系キーワードとは : ブランディングでSEOをされる際によく使われるもので、1ワードのビッグキーワード(通販・ラーメン・スマートフォン等)を主に指し、選定方法としては検索数が多いキーワードになるかと思われます。

②アクション系キーワードとは : ユーザーが行動(購入・お問い合わせ・資料請求)を起こす際に使われる可能性があるものになり、選定方法としては2、3キーワードでの複合構成のものになるかと思われます。
※アクション系KWで1ワードになる場合は[固有名詞キーワード(商品の型番・本のタイトル等)]が考えられます。こちらは目的が定まったユーザー様が使われる検索ワードです。

上記2種類でまず社内での目的がどちらなのかを確定させることがキーワード選定において必要です。

①の場合は主に企業の上役の方々が好むことが多いもので、また検索ユーザーから見て単一ワードにて検索上位に表示されるサイトは権威があると判断される傾向にあります。
情報系KWとしている点といたしましては、単一ワードの場合そのKWでの様々な情報を知りたい方々などが使われることが多く、そこからコンバージョンに結びつくことは検索数の割合から見ますととても少ないことがよくあるかと思われます。

②の場合は直近の売上を計上したい現場の営業マンの方々が好む傾向があります。ご覧いただいている皆様も購入の意思がある際や、興味のあるものを検索される際は2ワード以上を入力して検索をされる方々がほとんどかと思います。
お客様になりうるユーザーがアクション(購入・資料請求・お問い合わせ・会員登録)を起こしやすいワードになり、検索数は情報系KWに比べますと数は少なくなりますが、コンバージョンの割合は情報系より多くなることもある検索ワードになります。

このようにキーワードの選定方法はブランディングを意識する場合と、コンバージョンに結びつきやすいワードを選定する場合で目的に合わせて設定することをおすすめいたします。
設定するワードを2種類に分ける際は、アクセス解析ツール(GoogleAnalyticsやSiteCatalyst等)からKW情報をダウンロードし、ページ毎の流入KWを把握した上で選定していただければと思います。

こちらの情報が皆様のお役に立てれば幸いです。

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