URLの正規化

URLの正規化とは、検索エンジン側から見ても同じページが異なるURLで存在しないように処理をする際に使用するタグになります。

何故、URLの正規化をしないといけないのかといいますと、SEOの観点では同じページが複数のURLで存在すると検索エンジンから認識されると、ページの持つパワーが分散されてしまうからです。
別ページと認識されることになりますと、どんなに検索上位化施策として被リンク(外部リンク)施策を行ってもページが分散してしまっているのでパワーが少ない為に施策の効果が薄まってしまいます。
それを防ぐことを目的として作られたのがURLの正規化タグになります。

URLの正規化されていない【例】として下記のようなものがあるとします。

【例】
http://www.example.com/
http://example.com/
http://www.example.com/index.html
http://example.com/index.html

4つのURLは一部のURLが変わっているだけで、どのページを開いても書いてある内容は全て同じなミラーページとします。
こういったパワーの分散を回避する方法としてあるURLの正規化タグを下記にご紹介いたします。

■URLの正規化をする方法
————————-
ウェブページのソース<head>~</head>の中に
<link rel=”canonical” href=”http://正規化したいURL”>
を入れてあげれば良いだけです。

上記の4つのURLの場合ですと以下のように入れて頂ければと思います。
—————
<head>
(その他のhead要素)
<link rel=”canonical” href=”http://www.example.com”>
</head>
—————

動的なパラメータが付くページの場合は、パラメータを省いたページ本体の<head>~</head>内にURLの正規化タグのカノニカル(キャノニカル)を入れてください。
ページを一本化するためのタグになりますのでトップページでURLの正規化を行う際は、お名刺に記載されているURLで統一されるとよいかと思います。
※上記例のように4つのURLでページが存在される場合は、それぞれのURLでそれぞれのページにcanonicalタグは設定しないでください。
パワーが分散したままになってしまいます。
また、このURLの正規化を行ってもリダイレクトが掛かることはなく、これまで通りそれぞれのURLを入力すればページは表示されます。
あくまでも検索エンジン側に対しURLの一本化を宣言ものとなります。

seoマスターProfessionalページ
seoマスターProfessionalフェイスブックページ

よろしければ『いいね!』していただければ幸いです。

コメントは受け付けていません。