seo news:サイテーションをGoogleはどう扱っているか
【重要度:★★★】
Search Engine Journalから情報です。
Google’s John Mueller on Brand Mentions
これはなかなか難解な記事です。
Google社のジョン・ミュラー氏が44:10のあたりから、ブランドの言及について話をしています。
「あるWebサイトが別のWebサイトのドメイン名またはURLに言及している場合、Googleがこれを認識し、リンクと同じようにカウントするという考え」というのがブランドへの言及とされるもので、SEO用語ではサイテーション(言及)と言われます。
このサイテーションを実際のところどう扱っているのか?について説明しています。
「私の観点からは、PageRankやWebサイトのリンクグラフの理解などにこれらを使用することはまったくないと思います。」
ページランクとは数値化されたページの価値の絶対評価、リンクグラフとはインターネット世界における、サイト同士がリンクでどうつながっているか?という構造を表す言葉です。
例えばこの画像はWikipediaを取り巻く一部のリンクグラフを可視化した図です。
リンクグラフとは、Googleがページの価値を認識するための重要な核となる部分です。
このリンクグラフに基づいてGoogleは個々のPageRankやテーマ性を認識しています。
以前はこのリンクグラフが検索順位の位置づけにおいて非常に高いものでした。
しかし、現代のGoogleはページ価値を判断するにあたってそれ以外の比率が高くなっています。リンクがゼロであっても上位表示するときはするのです。
そのリンク以外の指標の一つがサイテーションです。
サイト名を表す名称や、URLがどこかのWebページに記載されている場合、これはリンクと同じように検索順位の向上に寄与するとされています。
例えば「Wikipedia」とここに書いてありますが、これがサイテーションです。WikipediaというWebサイトについてこのページでは言及していることで、WikipediaのWebサイトの検索順位向上にさらに寄与する可能性があります。
SEOにおいてはサイテーションは長年意識されてきませんでした。しかし、俗にMEOと言われるローカルSEOにおいては重要な指標とされており、SEOにおいても近年では重要な指標とされています。俗に暗黙のリンクなどともいわれます。
実際Googleはどのようにサイテーションを扱っているのか?という珍しい公式のコメントです。Googleは2012年にサイテーションを評価として用いる特許を取得しています。しかし、
「PageRankやリンクグラフの理解には使っていない。」
とのことなのです。
その理由としては、スパムサイトにおいておびただしいサイテーションの数が存在したり、サイト自体に対して悪意を持っている人が言及することがあるため、PageRankやリンクグラフの評価に使うにはノイズが多すぎて使い物にならないのではないか。
と述べています。
しかしながら、サイテーションはブランドの認知に寄与する可能性があるため、そのブランド名で検索して流入に寄与したり、場合によっては他の人に紹介することもあるかもしれない。だからサイテーションには意味がある。と説明しています。
これはWeb以外の広告などと同じ効果のことを述べています。
テレビCMなどを流すと、ブランド名での検索数が増え、サイトへの流入が増えるという影響があるのです。
ここからは私見ですが、Googleは様々な方法でサイトの流入ユーザー数の大小を推測し、サイトの持つ世の中への影響力を測ろうとしています。その重要な一つの観点がサイテーションであり、重要なものであり、そしてこれからも重要なものとしてあり続けるだろうと考えられます。
~DCCが満を持して提供するSEOツール~
■□■『SEO極~KIWAMI cloud~』■□■
プロのSEOコンサルタントが自分で使いたいツールを作った。
それが「SEO極」です。
この金額でSEOプロのコンサルタント並みの具体的なアドバイスを受けられます。
▼詳細についてはコチラ
SEOツール『SEO極~KIWAMI cloud~』
~【SEOの極意を伝授】無料で学べる!各種オンラインセミナーのご案内~
SEOセミナーご参加者様がのべ50,000名を突破いたしました!
参加者の99.7%の方から「満足」「大満足」のお声をいただいております。
各種セミナーは無料となりますので、是非お気軽にご参加ください。
※本セミナーは『ZOOM』を使用したWebセミナーとなります。
▼参加申し込みはこちらから
■SEOセミナー【無料】
■SEOツール SEO極使い方セミナー【無料】
■Googleアナリティクス&サーチコンソールセミナー【無料】
■コンテンツマーケティングセミナー【無料】
■ウェブサイト高速化セミナー【無料】
■Googleマイビジネスセミナー【無料】