【2024年最新】おすすめSEO対策ツール15選!各サービスの機能・選び方を解説
Webサイトを運営する上で、SEO対策(検索エンジン最適化)が重要なことは理解できていても、正直どのような機能やサービスが自社にとってベストなのか分からない、とお困りの方は多いのではないでしょうか。
一口にSEO対策ツールといっても、内部対策に特化しているものや競合分析、キーワード調査など、種類は細分化されています。自社のニーズや不足している要素に対し適切なツールを使用することは非常に重要です。
本記事では、種類別におすすめのSEO対策ツールの機能などを紹介し、自社にマッチしたツールの選び方を解説します。
最適なSEO対策ツール導入にむけて参考になれば幸いです。
【SEO対策ツールの種類】
自社にとって最適なSEO対策を行うために、まずはどのような種類があるのかをしっかり把握しましょう。
コンテンツSEO
ユーザーの検索意図に沿った関連性の高い、高品質なコンテンツを作成するツールです。
以下のような機能を搭載したツールが多いです。
・タイトル、見出し、文章の改善提案(テーマや必要なキーワードが網羅されているか)
・コピーコンテンツチェック
・競合コンテンツ分析(上位サイトのタイトルや見出しを分析)
内部対策SEO
Webサイトの内部構造を整え、検索エンジンにWebサイトを適切に評価してもらうためのツールです。
具体的には、以下のような項目をチェックし、改善ポイントを可視化できます。
・Webサイトの読み込み速度向上
・タイトルタグと説明文の設定
・見出しタグの使用
・内部リンクの設定
・画像のALT属性の設定
・モバイルファーストインデックスの対応
・robots.txtファイルの設定
など
内部対策SEOを行うことで、検索エンジンにWebサイトの内容を正しく認識してもらい、検索結果の上位表示を目指すことができます。
キーワード調査ツール
狙いたいキーワードがそもそも対策すべきキーワードなのか否か等を調査するツールです。キーワード調査ツールを使えば、検索ボリュームや競合状況、関連キーワードなどを調べることができます。
キーワード調査ツールを使用することで、効果的なキーワードを選定し、検索結果の上位表示を目指せます。
競合分析ツール
自社のWebサイトと競合他社のWebサイトを比較し、分析するツールです。競合分析ツールを使用することで、競合他社のアクセス数や流入キーワード、コンテンツ数、被リンクなどを調べることができます。
自社のWebサイトの強みと弱みを把握し、改善策を立てることができます。
キーワード順位チェックツール
自社Webサイトや競合他社Webサイトの検索順位を調べるツールです。
特定のキーワードで自社Webサイトや競合他社Webサイトが検索結果で何位に表示されているのかを確認することができます。パフォーマンスの追跡、競合他社の分析、トレンドの把握などに活かすことができます。
【おすすめSEO対策ツール15選】
種類ごとのおすすめツールをご紹介します。
まず、おすすめのSEOツール15選を一覧でご紹介します。
ツール名 | 月額費用(税込) | 制限 | コンテンツ作成補助 | 内部対策 | キーワード調査 | 競合分析 | 順位チェック | GA・SC連携 | サポートの有無 | コピーコンテンツチェック |
SEO極~KIWAMI Cloud~ | 38,500円 | 無制限 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | △ | 〇 | 〇 | △ |
DemandMetrics | 55,000~330,000円 | 解析回数/ドメイン数制限あり | △ | △ | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | ー |
ミエルカ | 165,000円~ | 無制限 | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
SEARCH WRITE | 88,000円~ | ドメイン数制限あり | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
EmmaTools | 33,000円~※機能によって別途料金あり | ドメイン数/キーワード数制限あり | ◎ | × | 〇 | 〇 | 〇 | △※プランによって異なる | 〇 | 〇 |
Screaming Frog | 259ドル | 無制限 | × | ◎ | × | △ | × | 〇 | 〇 | × |
ANATOMY | 2,750~9,900円※無料プランあり | ドメイン数制限あり | × | ◎ | 〇 | △ | 〇 | ◎ | 〇 | × |
Keywordmap | 要問合せ | ー | ◎ | × | ◎ | ◎ | 〇 | ー | 〇 | × |
キーワードファインダー | 55,000~220,000円 | ドメイン数/キーワード数制限あり | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ラッコキーワード | 無料~9,900円 | 解析回数制限あり | × | × | ◎ | △ | × | × | 〇 | × |
Ubersuggest | 2,999~9,999円※買い切り価格あり | 解析回数/ドメイン数/キーワード数制限あり | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | △ | × |
SEMRush | 119.95~449.95ドル | 解析回数/ドメイン数制限あり | △ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Similarweb | 要問合せ※無料プランあり | ー | △ | × | 〇 | ◎ | ー | 〇 | 〇 | × |
GRC | 495~2,475円 | URL/検索語制限あり | × | × | × | × | ◎ | × | 〇 | × |
BULL | 1,150~15,400円 | URL/検索語制限あり | × | × | × | × | ◎ | × | 〇 | × |
総合型SEO対策ツール
SEO極~KIWAMI Cloud~
▼概要
SEO極は、SEO対策に必要な機能が1つにまとまった総合型SEO対策ツールです。対策ごとにツールを契約する必要がないのでシンプルに活用できます。
「戦略的な上位化キーワード選択」「検索ニーズを満たす文章作成」「検索エンジンに強いwebサイト構造の構築」「キーワード順位や流入からの継続的な改善」これらすべてを網羅できます。また、JavaScriptで生成されているページの解析もできます。さらに毎月検索順位1〜10位の約20万サイトを分析したビッグデータを活用しており、最新の検索アルゴリズムアップデートにも対応しています。分析結果を読み解くための説明動画の掲載やセミナーなどサポートにも注力していることが特徴です。
▼主な機能
・キーワード候補
Google検索における月間検索件数の把握や競合サイトを分析し、上位表示を目指す上での難易度の把握ができます。対象のページ内で使用されているワードから、対策候補キーワードを抽出することもできます。
・ライバルサイト比較
上位10サイトに対し、重要な対策項目(インデックス数、テキスト量、外部リンク評価など)を比較し、有利な点や不利な点を表示します。また、対象のキーワードで上位表示がどの程度可能かということもわかります。
・検索エンジン最適化
検索上位を目指すために必要な内部対策の改善ポイントが表示され、具体的にどこをどう修正すれば改善につながるかの確認ができます。最適化項目として、「サイト基礎評価」「コンテンツ評価」「ソーシャル・外部評価」「HTMLタグ評価」「スパム・エラー評価」に分けて対策・未対策を確認できます。
・コンテンツ強化
共起語が上位サイトでどのように使われているか、対策ページに含まれているかが視覚的に確認できます。NLP(自然言語処理)による緻密な共起語抽出機能などで、主要キーワード上位化に向けた効果的な文章作成を補助します。
・SEOレポート
Search ConsoleとGoogle Analyticsの連携で、対象サイトへの流入傾向把握と、アクセス解析データの表示が可能です。Google AnalyticsからSEOに関する重要な要素をピックアップします。
※GA4にも対応しています
・動画によるノウハウ解説
「そもそもSEOとは」という入門カテゴリーから、SEO極活用方法やSEO戦略まで網羅したノウハウを動画で解説しています。
・無償プレゼントツール
SEO極を導入することで、「ヘッダータグ重複チェッカー」と「コピペリン(コピぺチェックツール)」を無償提供。
※「ヘッダータグ重複チェッカー」はSEO極契約期間中のみ、「コピペリン」はSEO極の契約期間にかかわらず1年間使用可能です。
▼料金
・月額38,500円(税込)
・ドメイン数無制限
・キーワード数無制限
・最低契約期間6ヶ月
・同時接続台数2台
デマンドメトリクス
▼概要
デマンドメトリクスは、全世界において10,000以上のサイトで導入されており、日本市場では10年以上の歴史を誇る、総合型SEO対策ツールです。セキュリティにも定評があり、専門家による導入支援も受けることができます。
▼主な機能
・順位計測
デマンドメトリクスは第三者データに頼ることなく、毎日5,000万クエリを処理するシステムで、膨大な検索キーワードの処理を行なっています。SERPリワインド機能を使用することで、過去の検索結果画面を再現できまた、見え方まで確認できる唯一のSEO対策ツールです。
・競合分析/発見
検索キーワードの競合、経営者および投資家の目線としての競合、ベンチマークとしての競合、将来の脅威としての競合、ブラックリストとして排除したいノイズなどの管理を行えます。
・リサーチ
キーワード調査において、ターゲットキーワードのリアルタイムな検索結果を表示します。上位10件がデフォルトで表示され、SERP Intelligence APIを通じてそれ以上の表示も可能です。
データ分析においては、デフォルトでGoogle Search Consoleを使用しており、すべて自動で長期記録しています。
・内部対策
URLエクスプローラーにより、ページ内の単語数、ロード時間の速度、404ページ発見など、インサイトのあるURLを素早く管理できます。また、内部リンクの問題も一目で発見できます。
・コンテンツ分析
コンテンツのギャップを分析することで、競合他社がどこで勝っていて、どこで負けているか、最適化を優先させるのはどのクエリか、などが容易に行えます。
・キーワード管理
グループ化など、数多のキーワードを簡単でかつ素早くセグメント化することができます。
また、レポートはGoogle Search Consoleと連携し、簡単に作成することができます。
▼料金
「スターター」
・月額55,000円(税込)
・日間キーワード数1,000
・管理サイト数10
「プロ」
・月額110,000円(税込)
・日間キーワード数5,000
・管理サイト数100
「エンタープライズ」
・月額330,000円(税込)
・日間キーワード数20,000
・管理サイト数1,000
ミエルカ
▼概要
導入企業数が累計1,700社のミエルカSEOは、ツールのみを提供するのではなく、担当者がWebマーケティングなど主体的に学べるような学習コンテンツも提供しています。また、運用支援コンサルも実施しており、三位一体で自社体制構築のサポートを行なっています。
▼主な機能
・コンテンツSEOスコア
「HTML/CWV」「被リンク」「E-A-T」「ドメイン」5つの指標から、コンテンツの品質を点数で判定し、改善アドバイスを行います。
・コンテンツ、SEO解析
ページタイトル改善などやコンテンツ作成における打ち手の提案など、SEO施策を重要度順に提案します。
また、改善対象のURLを自動発見します。
・コンバージョン改善に不足しているコンテンツを可視化
キーワードツールを用いて、流入・問い合わせの増加支援を行います。
ターゲットキーワードの市場サイズ、競合の流入キーワードを可視化します。
・検索ユーザーのインサイト調査
検索意図理解のため、WEB上のデータ解析・ユーザー意図分析・共起する語解析・ソーシャルで広がっているトピックやコンテンツなどを可視化します。
・コピーチェック
誤って他社コンテンツを盗用してしまうなどのトラブルを未然に防ぐための、コピーコンテンツチェックツールです。
自社コンテンツの盗用チェックにも利用できます。
・アクセス解析レポート
コンテンツのKPI(集客力・閲覧力・誘導力・成果力)を直感的に把握できるUIにより、サイト流入増に向けた次の一手を可視化できます。
またヒートマップツールの活用で、検索者の行動も可視化します。
・順位調査、競合流入数推定
自社と競合のSEO状況を自動で、毎日モニタリングします。
顕在的な競合のみではなく、潜在的な競合のモニタリングも毎日行い、アラートします。
・新規キーワードの提案
キーワードを登録することで、新たなSEOキーワードを自動で発見します。
関連キーワードの可視化も可能です。
・CV見込みのあるワード推定機能
機械学習を用いて、CV見込みのあるキーワードを自動推定する機能を日本で初めてリリースしています。
▼料金
月額165,000円(税込)~
※複数プランあり
コンテンツSEO
SEARCH WRITE(サーチライト)
▼概要
SEARCH WRITE(サーチライト)は、専門的な知識不要で、AIからの提案も用意されたSEO初心者でもすぐ使えるツールです。「誰でもできる」というコンセプトを掲げており、リライトでさらに成果を伸ばす仕組みなどが、体系的に導入できます。
施策の管理から成果まで一元管理できるので、PDCAを回しやすいツールといえます。
▼主な機能
・施策提案
SEARCH WRITEは、対策余地のあるキーワードと、ベストな施策案を提案します。分析工数を削減し、施策の本数を増加することで、効果的に成果に繋げることが可能です。また、内部構造の課題を自動で発見し、修正すべき点を提案します。
・コンテンツ制作
競合コンテンツのタイトル・ディスクリプション・hタグを一覧で確認でき、競合コンテンツの構成把握ができます。上位表示のための内容や、独自性創出のヒントを得ることができます。
上位競合のコンテンツ要素を比較できるので、作成すべきコンテンツボリュームを把握できます。
・施策管理
タスク管理機能を備えており、さらに施策内容のストックも可能です。どのような施策を行い、それが成果に結びついているのかを分析することで、誰でも適切なPDCAサイクルを回すことができます。
・成果測定
セッション数、ユーザー数、新規訪問率、コンバージョン数など、サイト運⽤上の主要KPIがダッシュボード化されているので、サイト全体の動向が把握できます。
実行施策の順位がどのように推移しているのか観測できます。
▼料金
「SEARCH WRITE+カスタマーサクセス」
・月額88,000円(税込)
「SEARCH WRITE+カスタマーサクセス+CVR改善機能」
・月額121,000円(税込)
「SEARCH WRITE+コンサルティング」
・月額165,000円~(税込)
※詳しい機能に関してはHPをご確認ください。
・EmmaTools(エマツールズ)
▼概要
株式会社EXIDEAが提供するEmmaToolsは、AI文章作成を搭載したSEOコンテンツ作成ツールです。
記事の品質を自動で分析され、スコア化されることで可視化できます。AIにより文章を自動作成できるので、コンテンツ作成の効率化を図れます。
▼主な機能
・コンテンツ分析
テーマ網羅性、キーワード比率、文字量など多角的な分析を行い、 コンテンツのSEO品質をスコアリング。
改善ポイントの提案も行います。
・AIによる自動文章作成
上位20位サイトの記事構成を一目で把握できます。傾向分析とAIによる記事の見出し自動生成を活用することで、従来の作業時間の1/3になり大幅に短縮可能です。
また、コピーチェックも可能なので、著作権侵害リスクも低減できます。
・コンテンツ健康管理
順位変動などアイコンで表されることで、コンテンツの健康状態が一目瞭然となります。
気付かない間に順位を落としているというトラブルを未然に防ぐことができます。
・外部ライター管理機能
外部のライターでも、アカウントを発行することでエマツールズのSEOライティングが可能です。ツール上で外部ライターの依頼状況も確認できるので、プロジェクト管理が捗ります。
▼料金
「エントリー」
・月額33,000円(税込)/年払い330,000円(税込)
・開放機能:EmmaWriting
「スタンダード」
・月額71,500円(税込)/年払い770,000円(税込)
・開放機能:EmmaWriting、EmmaAnalytics、SEOオンボーディング
※SEOオンボーディングは別途330,000円(税込)の費用がかかります。
内部対策SEO
Screeming Frog
▼概要
Screaming Frog(スクリーミングフロッグ)は、自社サイトや競合サイトをクロールすることで、SEO関連の情報を一覧化することができます。
無料でも使える機能が豊富なので、内部対策ツールとして気軽に使用できます。
UIが英語のみなので、初見ではハードルが高く感じられるかもしれません。しかしながら、使用方法などについての日本語記事も多く存在するので、問題なく使用できます。
▼主な機能
「無料版」
・リンク切れ、エラー、リダイレクトの検出
・ページタイトル、meta descriptionの分析
・meta robotsの検出
・hreflangの診断
・重複コンテンツの検出
・XMLサイトマップの生成
・Webサイト構成のビジュアライズ
・クロール数500件
「有料版」
上記機能に加え
・クロール数無制限 ※マシンのスペックに由来する(ストレージ・メモリー)
・クロールスケジュールの設定
・クロールスピードや詳細条件の設定
・クロールの保存と再アップロード
・JavaScriptレンダリング
・重複に近いコンテンツの検出
・カスタム robots.txt
・AMP クロールと診断
・構造化データマークアップの診断
・スペルと文法チェック(日本語を含める)
・ソースコード内の検索
・要素の抽出
・Google アナリティクス連携
・Search Console連携
・PageSpeed Insights 連携
・外部リンクメトリクスの連携
・フォームによる認証
・元とレンダリングされたHTMLの保存と確認
▼料金
年間259$(ドル) ※2023年5月現在の為替でおよそ35,000円前後となります。
ANATOMY(アナトミー)
▼概要
ANATOMY(アナトミー)は、Search ConsoleとGA4(グーグルアナリティクス)をたった一画面で直感的に分析できるツールです。
サイトを分析する際に、サーチコンソールやグーグルアナリティクスは必須のツールですが、要素や情報が多く初心者にはとっつきにくかったり、情報を活かしきれないというケースがあります。ANATOMYーは上記ツールの情報を視覚的にわかりやすく扱えるツールです。
▼主な機能
「SEO機能」
・ドメイン分析
ホスト 推移グラフ、ディレクトリ別 推移グラフ、登録キーワードトラッキング(無料版:10個、有料版:20~40個)の確認が可能。
・ページ分析
登録URLトラッキング(無料版:10個、有料版:20~40個)、metaタグの表示、検索キーワード一覧(無料版:20個、有料版:すべて)、サーチコンソール・GA4のページ情報、キャプチャ+タグ構造が確認できます。
・ポートフォリオ分析
SEOポートフォリオサマリ、キーワード全体グラフ(無料版:制限あり)、グループ推移グラフ、キーワード推移グラフ(無料版:グラフ同時表示3つ、有料版:グラフ同時表示無制限)が確認できます。
・タイルビュー分析(有料版のみ)
検索インデックス一覧表示、SEOワード検索、リアルタイムSERP比較、キーワード推移グラフ、SEOタグ構造表示
「GA4・アクセス解析機能」
・ドメイン/ページ分析
コンバージョン推移グラフ、GA4アクセス指標推移グラフ、チャネル別流入推移グラフの直感的確認。
・タイルビュー分析
ページタイル分析、リンク・被リンク分析(グループ間遷移・被遷移)、流入分析、キャプチャリンク分析、5週推移グラフが可能。
▼料金
「starter」
・月額2,750円〜9,900円(税込)
「expert」
・月額11,000円~(税込)
※詳細は公式HPよりご確認ください
キーワード調査ツール
Keywordmap(キーワードマップ)
▼概要
Keywordmap(キーワードマップ)は、対象のURLを入力するだけで検索流入において獲得しているキーワードや、上位表示出来ていないキーワードの調査が可能です。また、対象サイトへの流入に対し、貢献度高いディレクトリやページの抽出が可能です。感覚によるWeb施策ではなくデータを基にした施策を実行することで、より効果的なサイト設計を行えます。
▼主な機能
・オーガニック検索の調査
自社と競合サイトの上位表示キーワードを抽出。
・競合ドメインの調査
調査の対象となるドメインと、SEO上で競合しているドメインの抽出。
・流入貢献ページの調査
調査を行っているドメインの中で、オーガニック検索流入や上位順位キーワードの獲得が最も多いWebページの抽出。
・検索意図の調査
検索されたワードの背景にある、検索者の課題/悩みや興味関心など本質的なニーズを可視化。
・競合獲得ワード
サイト比較により、ともに検索結果上位を獲得しているキーワードの順位比較が可能。
・リスティング広告の調査
指定したサイトのリスティング出稿キーワードから、出現数の多い広告クリエイティブや遷移先のLPなどが抽出可能。
・季節要因の調査
指定キーワード領域全体における、検索VOL季節変動を調査出来る。
▼料金
使用する機能や活用次元によって料金が異なります。詳しくは公式より問い合わせが必要です。
キーワードファインダー
▼概要
キーワードファインダーは、多角的な視点からキーワードを選択できるのが魅力の、利用実績累計3,000ユーザー以上を誇るキーワード選定ツールです。キーワード選定における、サジェストキーワードを手動で検索するなどの手間が大幅に削減できます。
毎日新たなキーワードを自動で取得し、いわゆる勝ち組キーワードやお宝キーワードの確認が可能です。
また、選択したキーワードの関連語が図で視覚的に把握でき、コンテンツ作成にも活用できます。
▼主な機能
・キーワードの取得
登録したサイト情報やキーワードを元に新しいキーワードを取得して、月間検索数・SEO難易度・関連度も合わせて自動取得することができます。
・キーワードマップ
あるキーワードからユーザーが求めているコンテンツを、図で視覚的に確認できる機能です。月間検索数やSEO難易度で色や大きさが変わるので、一見して重要な情報を把握でき、コンテンツ制作をする際に役立ちます。
・キーワードの順位管理
キーワードの順位を管理できるので、サイト運用に活かすことができます。
・ページ単位のSEOチェック
ページ単位でSEO対策の出来が採点できるので、SEOの強化・加速につながります。
▼料金
「スタンダード」
・月額55,000円(税込)
・登録可能サイト数:3
・管理キーワード数:2,000件
「プロフェッショナル」
・月額110,000円(税込)
・登録可能サイト数:10
・管理キーワード数:5,000件
「エンタープライズ」
・月額220,000円(税込)
・登録可能サイト数:30
・管理キーワード数:15,000件
ラッコキーワード
▼概要
ラッコキーワードは、サジェストキーワードを取得できる、ブログやサイト運営に大変役立つツールです。 サジェストキーワードだけでなく、キーワードにまつわるQ&Aやニュース/話題の記事を把握するツールや、共起語や周辺語、連想語、類語・同義語取得などの便利なツールを備えていて、無料版でもメールアドレスを登録するだけで、それらの多くを使用することができます。(ゲストでも使用可能ですが、5回/日と非常に少ないです)
▼主な機能
・サジェストキーワードの取得
・Q&A記事の取得
・ニュース記事の取得
・話題記事の取得
・共起語の取得
・周辺語の取得
・連想語の取得
・類語・同義語の取得
・キーワードの月間検索数の取得
・キーワードの競合状況の確認
・キーワードの難易度の確認
・キーワードのトレンド分析
・キーワードのレポート作成
など
▼料金
「無料」プラン
・AIによる提案:10回/日
・各種キーワード調査:50回/日
・見出し抽出、共起語取得、関連ハッシュタグ:15回/日
「有料」プラン
月額440円(税込)~9,900円(税込)※年払いの場合
詳しい機能に関してはHPをご確認ください。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
▼概要
カリスマデジタルマーケターのニール・パテル氏によって開発されたキーワード/トラフィック調査ツールです。被リンク調査の機能も兼ね備えており、無料でも利用可能です。ChromeとMicrosoft edgeで使用可能な拡張機能も提供されています。
また、有料プランではSEO改善のアドバイスや、コンサルティングも依頼することが可能になります。
▼主な機能
・キーワード調査
ターゲットキーワードの検索ボリューム、SEO難易度、平均CPCなどを確認できます。また、ターゲットキーワードの関連キーワード候補も確認することが可能です。
・トラフィック調査
流入を獲得できているキーワード数、月間の検索流入数を確認でき、自社サイトと競合サイトで流入の多いページの確認も行えます。
・被リンク調査
ドメインパワーや被リンクの数、被リンク元のドメインパワーなどが確認できる。また、自社サイトと競合サイトの被リンクデータを比較できます。
・拡張機能
該当ブラウザへアドオンをインストールすることで、検索したキーワード/関連キーワード10個/Googleの関連キーワードの月間検索ボリューム・平均CPC・SEO難易度を表示できます。
▼料金
「無料版」
・キーワード検索可能回数:3回/日
・調査可能なドメインおよびURL件数:3件/日
「パーソナル」
・月額2,999円 ※買い切り29,990円
・登録可能URL数:3
・日間レポート:100
「ビジネス」
・月額4,999円 ※買い切り49,990円
・登録可能URL数:7
・日間レポート:300
「エンタープライズ」
・月額9,999円 ※買い切り99,990円
・登録可能URL数:15
・日間レポート:900
競合分析ツール
SEMRush
▼概要
Semrush(セムラッシュ)は、世界で1,000万以上のユーザーを誇る、オールインワンの競合分析ツールです。
競合分析以外にも、リスティング広告やSNSなど、SEO以外の分析にも活用することが可能です。
▼主な機能
・オーガニック検索分析
競合サイトの推定総アクセス数、検索上位のキーワード、検索上位記事のURL、検索上位記事の順位などが全て調査可能。
・被リンク分析
参照ドメインやアンカーテキスト、被リンク数数、ページの権威性スコアの調査が可能です。
・Market Explorer
業界内でのポジショニングを確認するツールです。自社サイトの流入状況や成長率を業界全体と比較して、ベンチマーク先の発見や流入増加を図ることができます。
・リスティング/ディスプレイ広告分析
Semrushの競合分析は、SEOのみならず、広告分析も可能です。競合サイトのリスティングおよびディスプレイ広告も分析可能です。Google広告や画像テキスト、ランディングページも分析対象です。
▼料金
「Proプラン」
・月額119.95ドル ※2023年5月現在の為替でおよそ17,000円前後となります。
SEO、PPC、SNSなどほぼすべての機能が利用可能。
「Guruプラン」
・月額229.95ドル ※2023年5月現在の為替でおよそ32,000円前後となります。
Proの機能に加え、以下を利用可能
コンテンツマーケティング機能 (※日本語未対応)、Google Data Studio連携、過去データの利用、より多くの上限値
「Businessプラン」
・月額449.95ドル ※2023年5月現在の為替でおよそ63,000円前後となります。
Guruの機能に加え、以下を利用可能
PLA(ショッピング広告)分析、AMP(Accelerated Mobile Pages)のチェック、API、より多くの上限値
・Similarweb(シミラーウェブ)
▼概要
無料でも利用が可能なSmilarWeb(シミラーウェブ)は、シンプルな操作で競合サイト調査を行えます。SEO対策以外にも、マーケティング対策も可能です。成功しているWebサイト分析から、自社サイト向上のための戦略立案などに特にマッチします。
▼主な機能
・競合分析
競合サイトのトラフィック、キーワード、バックリンクなどを調査し、自サイトの強み・弱みを分析します。
・キーワード調査
検索ボリュームや競合状況などを調査し、効果的なキーワードを洗い出します。
・トラフィック分析
サイトの訪問者数、訪問者属性、ページビューなどを分析します。
・チャネル分析
サイトへの流入経路(検索エンジン、ソーシャルメディア、広告など)を分析します。
・デバイス分析
サイトへの訪問者数、ページビューなどをデバイス別に分析します。
・地域分析
サイトへの訪問者数、ページビューなどを地域別に分析します。
・ソーシャルメディア分析
サイトのソーシャルメディアアカウントの投稿数、いいね数、シェア数などを分析します。
▼料金
「SmilarWeb PRO」
希望する機能やニーズによって見積もりを取る必要があります。 ※公式サイトを参照ください
キーワード順位チェックツール
GRC
▼概要
GRCは非常にシンプルなツールですが、キーワードチェックのツールとして一つの基準として位置付けられています。
クリック一つの簡単操作でキーワード順位のモニタリングができ、登録も素早く完了します。
▼主な機能
・キーワード順位のモニタリング
ワンクリックでキーワードの順位一覧をモニタリングできますが、起動時順位チェックを利用する機能を使用することで、クリックなしでモニタリングも可能です。過去の順位変化も確認可能です。
高速動作で簡易的かつ視覚的確にモニタリングができ、メモのできるので、過去の順位との照らし合わせで今行うべき施策の策定にも容易に行えます。
GRCはキーワード順位のモニタリングに特化しており、それに付随する便利な機能も豊富に用意されており、さらに。配布が開始されて2004年から今日までユーザーのニーズを常に反映し続け進化を続けています。
▼料金
※すべて税込表示
「ベーシック」
・月額495円 ※年払い4,950円
・URL数:5
・検索語数:500
・上位追跡:5
「スタンダード」
・月額990円 ※年払い9,900円
・URL数:50
・検索語数:5,000
・上位追跡:50
・リモート閲覧可能
「エキスパート」
・月額1,485円 ※年払い14,850円
・URL数:500
・検索語数:50,000
・上位追跡:500
・リモート閲覧可能
「プロ」
・月額1,980円 ※年払い19,800円
・URL数:5,000
・検索語数:500,000
・上位追跡:5,000
・リモート閲覧可能
「アルティメット」
・月額2,475円 ※年払い24,750円
・URL数:無制限
・検索語数:無制限
・上位追跡:無制限
・リモート閲覧可能
・CSV自動保存可能
BULL
▼概要
BULLはデバイスへのインストール不要で、毎日朝9時までに自動で順位チェックを行うツールです。デバイスに依存することなく、いつでも検索順位を確認することが可能です。エクスポート・インポート機能があるので、乗り換えなども容易に行えます。
▼主な機能
主な機能
・Yahoo! JAPAN、Google、Bingの検索順位を100位まで調査
・検索順位の調査はディーボが実施、取得した検索順位をWEB上に保存(検索順位を取得するためPC起動の必要なし)
・表示するデータの起点日を日付で任意でカスタマイズ可能
・グループ機能を使用することで、顧客・サイトごとなど多様な検索順位を効率的に把握できる
など
この他にも、時間をかけずシンプルに順位を確認できる機能が豊富です。
▼料金
※すべて税込表示
※契約期間すべて1年間
「BULL30」
・月額1,150円
・登録キーワード/URL数:30
「BULL50」
・月額1,850円
・登録キーワード/URL数:50
「BULL100」
・月額3,500円
・登録キーワード/URL数:100
「BULL200」
・月額6,550円
・登録キーワード/URL数:200
「BULL500」
・月額15,400円
・登録キーワード/URL数:500
【SEOツール比較表】
紹介したSEOツールの機能をまとめました。自社に必要な機能がそろったSEOツールを選びましょう。
「―」は公式HPに記載がないため、各社に問い合わせて機能についてご確認ください。
【SEO対策ツールの選び方】
SEO対策ツールの選定だけに限ったことではありませんが、予算と必要な要素の優先順位を明確にすることがまずは大切です。そののちに、下記4つのポイントをチェックしていきましょう。
▼何に特化したツールが必要なのか
一般的にSEO対策を講じるにあたり、多くの企業や担当者の方の予算や時間など掛けられるコストは限られています。今最もボトルネックな要素に対し着手するために、それに特化したツールを活用することが重要です。コンテンツの作成なのか、キーワード選定および競合サイトの調査による戦略の立案なのか、自社サイトの徹底的な内部対策なのか、すべてのサイトが上位表示を目指ししのぎを削っている以上、すべての要素が不可欠ですが、最も必要な要素から集中して対策を行なっていきましょう。
▼調査分析の対象は自社サイトか、競合や市場全体か
SEOにおいて、ユーザーが求める良質なコンテンツ作成は最重要の施策ですが、良質なコンテンツ作成にあたり、検索上位の調査は必須です。自社サイトがどのような位置付けなのかがわからなければ、効果的な打ち手は生み出せませんし、検索上位に位置する競合サイトのコンテンツの構成を理解することで、より独自性のあるコンテンツ作成を目指すことができます。また市場全体を調査することで、ユーザーの本質的な困り事やニーズの理解に繋がります。
▼使いやすさ(担当者のスキルに合っているか)
すべての担当者が同じスキルおよび同じ理解度ではありません。初心者には直感的な操作やわかりやすさ、あるいはAIによる改善点の提案が効果的です。
中級者からエキスパートには、専門的で技術的に難しくても、欲している要素にピンポイントでマッチするツールが適当ではないかと考えます。
▼サポート体制があるか
新たなツールを導入する場合、導入に向けたサポートおよびコンサルティングがあると非常に心強いものです。本格的なSEO対策を初めて行うという場合、サポートがある方が、導入以降も継続しやすいのではないでしょうか。
SEOは継続してPDCAを回し続けることで最大の効果を発揮します。導入後も不明点など、レスポンスよく確認できるサポート体制は、ツール選定における重要な要素です。
【まとめ】
おすすめのSEO対策ツールを15個ご紹介致しましたが、対策の種類により特化しているポイントも違い、想定している対策スケールによって機能ボリュームおよび価格も大幅に変動します。競合サイトおよび上位にあるサイトのコンテンツ構成、市場における求められている事柄(キーワード)の調査や内部対策による自社ドメイン・サイトの継続的な改善などあらゆる対策が必要となります。自社にとって今最も必要で、かつ担当者のスキルなどに合っているツールを選択しましょう。