seo news:HSTSセキュリティヘッダーの有無と検索順位は関係がない
【重要度:★★】
Search Engine Journalからの情報です。
Google Answers If Security Headers Offer Ranking Influence
「セキュリティヘッダーがランキングに影響を与えるかどうかGoogleが回答した」
HSTSセキュリティヘッダーとはそもそも何かというと、強制的にhttpsでアクセスさせるための仕組みです。
HSTSセキュリティヘッダーを設定すると、http://~で記載されているURLがサイト内のリンクにあったとしても、強制的にhttps://~でアクセスします。
HSTSセキュリティヘッダーを使用すると、一回そのサイトにアクセスすると、次回からはhttps://~のアドレスを使ってアクセスするようになります。
301リダイレクトでhttpからhttpsにリダイレクトさせるのと同じような動作ですが、httpへまったくアクセスしなくなるのでセキュリティの面から強固になります。
そのためユーザーへ安全に寄与するため、GoogleはHSTSセキュリティヘッダーを使用しているサイトを優遇するか?という質問がありました。
httpsのサイトに対してはhttpよりも優遇しているわけなので(ほんの少しですが)、そんなことがあっても不思議はないと思うのは当然でしょう。
「そんなことはない」
とGoogleのスポークスマンであるジョン・ミュラー氏は回答しています。
もちろんユーザーにとっては良いことであることは間違いないのですが、GoogleのクローラーはHSTSセキュリティヘッダーの有無を見ていないからです。
今回この話題を取り上げたのは、よりユーザーにとって安全なサイトを作ることを考えるのであれば、HSTSヘッダーの導入を検討して欲しいということです。
実装方法については
HSTS – HTTP Strict Transport Securityの使い方
こちらが参考になるでしょう。
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