seo news:helpful content update(役立つコンテンツアップデート)

【重要度：★★★】

こちらからの情報です。

検索エンジンではなく人間にとって有用なコンテンツを評価することを目的とするアップデート「Helpful Content Update」（HCU）」を行うことを8/18（米国時間）にGoogleは発表しました。

近年「GoogleはSEOされたページばかりが上位表示されるので、検索しても仕方がない」という感想がよく聞かれるようになりました。
確かに、検索上位に表示されるページは文章は違うものの、実質的にはコピーコンテンツとみなされても仕方がないページが数多く占めていたことは事実です。

このような、オリジナリティのない情報を排除するためのアップデートなのです。

近年ではGoogleはアルゴリズム変更について、その内容について詳しく触れないのが普通でしたので、これはGoogleからのメッセージだと考えていいでしょう。

このアルゴリズムアップデートは以下のような内容になるとされています。

まずは英語だけでリリースを行い、その後他の言語にも拡張をしていく予定だそうです。

サイト単位で判断するというのが非常に大きなポイントで、これまでクラウドソーシングなどを使って大量にコンテンツを作成していたようなサイトは大きくアクセスが減ることが想定されます。

Googleは下記の質問に対して「はい」と答えるようであれば、このコンテンツの制作方法を改めるべきとアドバイスをしています。

コンテンツは、人間向けではなく、主に検索エンジンから人々を引き付けるためのものですか?
いくつかのコンテンツが検索結果でうまく機能することを期待して、さまざまなトピックに関する多くのコンテンツを作成していますか?
自動化を使用して、多くのトピックに関するコンテンツを作成していますか?
あまり付加価値を付けずに、主に他の人が言わなければならないことを要約していますか?
既存の視聴者向けに書いているからではなく、トレンドにあるように見えるという理由だけで物事について書いていますか?
あなたのコンテンツは、読者が他の情報源からより良い情報を得るためにもう一度検索する必要があると感じさせますか?
Google には推奨文字数があると聞いたり読んだりしたので、特定の文字数になるようにしていますか?
本当の専門知識がなくても、主に検索トラフィックを獲得できると考えて、ニッチなトピック分野に参入することにしましたか?
製品、映画、またはテレビ番組のリリース日が確認されていないのに、そのリリース日があることを示唆するなど、実際には答えのない質問に答えることをコンテンツで約束していますか?

このアルゴリズムによって検索順位が下落した場合は、数ヶ月にわたって回復しないとも述べています。
ユーザー目線に立ったコンテンツ作成を行わない限り、将来はないという意思表示ですね。

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