seo news:ARはもう一度くるのか？その時に備えるには

【重要度：★★】

Google The Keywordブログからの情報です。

日本語に訳すと「役立つAR体験の構築とテスト」といったところです。

ARとは「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」と訳されます。
今見ている風景に情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”という技術です。

2012年よりGoogle社はGoogle Glassの試験運用を開始、2013年から一般向けに販売していたことを覚えている方も多いでしょう。

Google Glassという眼鏡状のデバイスに、情報を重ねて表示することで目に見える以上の情報を提供、ARを実現するというものでした。

このときはプライバシーへの懸念などの問題が取り沙汰されたりしたこともあり、Google社も積極的にPRを行わなくなり、新機種の発売などは停止していました。
しかし、現在またGoogleはあらたにもう一度このソリューションに取り組んでいるというのが今回のニュースです。

では具体的にはGoogleはARを通じて何を実現しようとしているのでしょうか？

こちらのGoogleが公式に提供しているYoutube動画が非常に分かりやすいと思います。
言葉の壁をなくすという価値の提供をアピールしています。

異なる言語、耳の不自由な方とのコミュニケーションが自然に取れるようになるということです。
現在のGoogleの技術をもってすれば、2013頃とは全く状況が異なり、自動翻訳精度が飛躍的に上がっているのでこの用途としては実用になるでしょう。

この利用用途をアピールすることで、AR端末に対する負のイメージは払拭される可能性が高いと考えられます。
来年はAR元年になる可能性は濃厚にあります。

SEOにおいても、今からできることは備えておくべきと考えます。
具体的には、場所が関係するビジネスや、イベント情報などについて位置情報、画像情報をマークアップしておくことです。

これはもしARが普及しなかったとしても、SEOにおいて意味があることです。
構造化マークアップを用いて、実店舗についてはローカルビジネスといった場所をマークアップすることは重要性が著しく高まる可能性があります。

実店舗以外でも自社が提供しているサービスを実際に見られる場所についても、住所を記載しておくなどは価値があるでしょう。

今から取り組んでおくことをお勧めします。

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