seo news:macOSとiOSでAVIFフォーマットをサポートする予定

【重要度：★★★】

Apple社は新しい画像フォーマットの導入に消極的でした。
JPEGよりも圧縮率の高いWebPは2010年に提供が開始されたのですが、iPhoneやMACのSafariでは対応せず、2020年になってようやく対応したという歴史があります。
これがためにWebPの導入がなかなか進まなかったのです。

WebPよりも圧縮率の高いAVIFはChromeとFirefoxのみならずOperaでもサポートされているものの、現在はまだSafariでは対応していません。
Safariでサポートしていないのがネックとなりなかなか導入が進まなかったのです。

ところが今年秋にリリースされるmacOS Venturaと、来年にリリースされるiOS 16にてAVIFがようやくサポートされるという発表がありました。[Cocoa] Support AVIF images for macOS Ventura and iOS 16
画像サイズはページ読み込みの速さを決定する最重要ポイントなので、これは重要なニュースといえます。

同じ画像でどれだけファイルサイズが変わってくるか実際に調べてみましょう。

こちらの画像について比べてみます。※写真引用Wikipedia

画像フォーマット	ファイルサイズ	削減率
JPEG	1.14MB	0.0%
WebP	0.72MB	36.8%
AVIF	0.54MB	53.0%

オリジナルはJPEGで、WebP、AVIFの順に圧縮度が高くなっています。
JPEGに比べるとAVIFのファイルサイズは半分以下という優秀な画像フォーマットであることがわかります。

AVIFへの対応は進めておくべきでということです。
もし、Wordpressを使っているのであればEWWW Image Optimizerという有料プラグインを使えば非常に簡単に変換をかけることができるのでおすすめです。

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