seo news：Core Web Vitalの重み付けについて
SEO極〜KIWAMI cloud〜がお送りするデイリーSEO News
2021年8月13日のニュースをお届けします。
2021年8月13日(金)
≪SEO極〜KIWAMI cloud〜がお送りするトピックス≫
Core Web Vitalの重み付けはタイブレーカー以上のもの
SEARCH ENGINE ROUNDTABLEの記事Google Says Now The Page Experience Update Is More Than A Tie Breaker Ranking Factorからの情報です。
Yeah, totally. But I'll go 1 step further in that CWV is going to evolve as the web evolves… my only point is that change is hard… especially for SEOs. 😂😂😂
— Mordy Oberstein (@MordyOberstein) August 6, 2021
Googleのスポークスマンであるジョン・ミュラー氏はツイッターで、Core Web Vitalはタイブレーカー以上の重み付けを持っていると述べました。
Core Web Vitalとは、表示速度の速さや、表示中のレイアウトの移動といったユーザーの使い勝手を数値化した指標です。
この数値はSearch ConsoleやPageSpeed Insightsにて見ることができます。
Core Web Vitalが発表されたときは、数値として示されたため改善しなければ、SEOで不利だと多くのWeb担当者達を慌てさせたものです。
しかし、即座にGoogleはCore Web Vitalはタイブレーカー以上の重みを持たないと明言しました。
タイブレーカーとはほぼ同一の順位であるときに、勝者を決めることです。
つまりこの時にGoogleが明言したのは、コンテンツの品質がほぼ同等である場合のみ、Core Web Vitalのスコアによって順位が影響するということです。
Core Web Vitalは大きな重みではないとしていました。
しかし、今回のジョン・ミュラー氏の発言はこれを覆すものでした。
多くのSEO担当者の観測によれば、6月と7月のコアアップデートにおいて、Core Web Vitalの指標によって順位が変動したということも言われています。
常識的に考えれば内容が薄いが高速なページよりも、低速だが役立つ情報ページの方が検索順位は高くなるはずです。
これも程度の差であって多少の内容の差であれば、Core Web Vitalによって順位がひっくり返ることがありうるということですね。
高速化は重要性を増しているので、まだ取り組まれていらっしゃらない方は取り組まれることをお勧めします。
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