seo news：H1タグの正しい使い方・ECサイト向け動画SEO
H1 Headings: Over 50% of SEOs Doing it Wrong?
Googleのジョンミュラー氏がH1の正しい使い方について解説している動画を紹介しています。
正しい使い方は以下の通りであるとしています。
●H1タグはいくつ使ってもいい
●H1タグがなくてもいい
この根拠として2000年代初頭までは、Googleがページ内容を理解する能力が低かったため、太文字になっているとか、大きい文字になっているといった、HTMLの内容を加味してキーワードの重要度を決めていました。
しかしながら、AI技術の進歩により、HTMLのタグを考慮に入れなくても、ページを見ているユーザーが感じる重要性を判断できるようになったためということです。
原則はそういうことなのです。
しかし、これはSEOの業界の有識者の中でも判断が割れている問題です。
現在でもH1といったHTMLのタグは何らかの重み付けのヒントとしてGoogleが使っている可能性は高いでしょう。
そもそも、H1の指定をする部分は、ページの中で最も重要な要素であるべきです。
また、重要な要素であるため重要性がわかるようCSSを使って装飾されているはずです。
そもそも、ユーザーが重要だとわかるようにコーディングされるべきなのです。
その結果としてH1の部分は高い重み付けがなされることになります。結局H1は重要であるということは変わらないということです。
ECサイト向けの動画SEOの方法
Video SEO best practices for ecommerce
近年では動画はSEOにおいて重要なポジションにあります。
ページの内容に関連性の高い動画をページに埋め込むことで、検索順位の上昇が見られることも多いです。
そこで、動画は重要なのですが、動画のSEOについてGoogle検索セントラルの記事がリリースされたので紹介します。
ECサイトにおいても動画は重要な要素です。
●セリングページにおいて
セリングページとは、購入に直接関与するページ、つまりここでは商品の説明のページのことです。
セリングページに置いて、動画を使うことは製品に関する特徴をわかりやすく伝えたりや、どんなふうに役に立つのか？といった気づきを与えることに役に立ちます。
●コンテンツページにおいて
コンテンツとは、購入に直接つながらないがサイト内にユーザーを集めるための、お役立ち情報や面白い情報を掲載するページです。こちらに動画をおくことで、動画を見たユーザーがシェアしてくれたり、さらに興味を持ってくれる可能性があります。
●ライブ配信
ライブ配信中に双方向でのコミュニケーションを行うことで、顧客との深いつながりを築くことにつながります。
ということで動画は非常に有用です。
そこで、動画を作るだけでなく、動画の存在をよりGoogleに対してアピールすることが大切になります。
アピールするための重要なポイントは以下の３つです。
動画が含まれるページに動画の構造化マークアップを行う
特に目立たせたいページについては、動画コンテンツで説明する専用のページを作ると良いでしょう
ライブ配信の場合は動画の構造化マークアップに加えて、LIVEバッチをつけ、ライブ配信であることを明示します。
動画サイトマップを作成します。
動画だけではなく、商品、HowTo、Q&Aといったマークアップを必要に応じて、適正に追加します。
いずれ日本語版がリリースされると思いますので、その時はまた取り上げる予定です。
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