seo news：Search Consoleのライブテストでページ全体が取得・ファーストビューの重要性

2021年5月14日2021年11月11日 seomasterdailynews 0件のコメント

Search ConsoleのURL検査ツールにはライブテストという機能があります。
Googleがページをどのように認識しているかをページのイメージで確認できるツールです。

しかし、このツールは非常に不評で、ページのファーストビューしか取得できませんでした。
現在のSearch Consoleになる前はページの最下部までちゃんと確認することができたので、それに比べて機能として非常に退化したイメージがあります。

これにはGoogleなりの考え方があったのだと推測されます。

ページをこのように認識しているという内容は確実なものではないので、あくまでも「こんな感じです」というだけにとどめて、実際の内容はHTMLを確認してもらいたいということなのでしょう。
しかし、HTMLを見ただけではなかなかわかりにくく、HTMLを実際に書くことのできる人でも目視で精査する必要があるわけです。

といったわけで、以前のようにページの全部を確認したいという要望が多くあり、その結果として今回実装に至ったものだと推測されます。
しかし、今回のライブテストの機能には問題があります。

現在は基本はモバイルファーストインデックスであり、原則的にスマホで閲覧できる内容についてGoogleは登録を行います。
しかし、このライブテストで見られる確認内容はパソコンで見た内容となっているわけです。

あくまで暫定的なリリースと考えていいのではないか？と思います。

Googleはファーストビューの情報を重視するか？

Does Google Gives Preference to Content Above the Fold?

Googleのジョン・ミュラー氏が質問「above fold（ファーストビュー）に記載されている内容は重要だと認識されているか？」に対して答えています。
above foldとはあまり一般的な言葉ではなく、日本の中ではファーストビューということがほとんどだと思います。
ページを表示したときにスクロールさせないで表示される部分のことです。

ファーストビューにわかりやすくトピックを表示するということは、ユーザーにとって利便性があるためGoogleとしてもお薦めできることということです。
大昔はキーワード突出度というアルゴリズムがあり、ページの上部にあるテキストは高い重み付けがなされていました。
現在はAIや自然言語処理が大きく改善されたので、このキーワード突出度といったアルゴリズムはもう使っていません。

アルゴリズムは違うものの、ファーストビューは大切ということです。

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