SEMRushによるランキングとの相関要素調査

【重要度:★★】

SEMrushからの情報です。

Ranking Factors 2.0
「ランキング要因 2.0」

SEMRushは約60万キーワードを対象にして、検索結果に与える影響の大きいファクターを分析し、その結果を公開しました。

1位:直接ウェブサイト訪問数
2:位:サイト上での滞在時間
3位:セッションあたりのページ数
4位:直帰率
5位:参照ドメイン合計
6位:バックリンク総数
7位:参照IPの合計
8位:フォローバックリンクの合計
9位:コンテンツの長さ
10位:ウェブサイトのセキュリティ (HTTPS)
このような結果となっています。1位が「直接ウェブサイト訪問数」となっているのは興味深い結果ですね。
直接ウェブサイト訪問数とは、検索や他のページからのリンクではなく直接訪問する(お気に入り登録やQRコードでのURL読み込みなど)を指します。
この数字が大きいサイトは、検索流入も多くなるという結果です。
これはある意味当たり前といえば当たり前ともいえるでしょう。有名なサイト(ドメイン)は高い評価を得ているということです。
因果関係は実はないのかもしれません。わかりやすいたとえをしてみましょう。
「アイスクリームの売上と、海水浴客の総数」
これは明らかにグラフで書くと、関連性があるように見えます。しかし、アイスクリームの売上が増えたから、海水浴客が増えたわけではないですね。
共通して暑ければどちらも増えるだけなので、この2つは無関係なのです。
直接訪問数が多いサイトは、それだけ様々なプロモーション活動を行っているため、SEOにも力を入れているからSEOも強いという可能性が高いのです。
とはいえ、まるっきり無関係といえるかといえばそうではないでしょう。
現在のGoogleはChromeを通じて様々なユーザー行動を把握していると考えられます。
そこから推理すると、ある程度の因果関係はあると考えるのが妥当でしょう。
SEOにおいて様々なテクニックや知識はもちろん重要ですが、様々なプロモーション活動も重要であるといえそうです。

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