seo news:ゼロクリック率などユーザーの検索行動についての調査結果

2022年10月27日2022年10月27日 seomasterdailynews 0件のコメント

【重要度：★★】

Semrush Blogからの情報です。

Zero-Clicks Study

20,000人のユーザーの検索行動のデータによる様々な分析結果です。
これだけの大規模な分析はなかなかなく、貴重な知見が得られるものとなっています。

検索結果でクリックされる内容とは以下のとおりでした（PC版）。

通常の検索結果が45.1%、検索連動型広告が1.8%、関連キーワードが17.9%、Google内の別のページをクリックする（画像やニュースなどの検索結果に遷移するなど）が9.7%となっています。

問題はゼロクリックです。

近年は検索結果のどこもクリックされない「ゼロクリック」が問題視されています。

2020年のSimilarWebの64.82％がゼロクリックであるという衝撃的な調査結果が話題となりました。

ゼロクリックの率は徐々に高まっていると考えられており、今回のSemrushの結果はかなり意外に思われるものとなりました。

今回のSemrushの調査では、Zero clicksとgoogle keywordという項目があります。
まずはgoogle keywordとはなにかですが、検索キーワードを変更して、再検索したという行動を指します。これもゼロクリックの一種となりますが、次の検索行動では何かまた検索結果をクリックした可能性があります。

Zero clicksは検索行動から前述の全てを差し引いた残りとなり、これは25.6%という結果でした。
こう見てみると、Zero clicksとgoogle keywordを足してみると約43.5%がゼロクリックではあるものの、実質的には25.6%となり意外に少ないものであることが読み取れます。

SEOによる検索流入の重要性は下がってはいないということですね。

あと、この調査結果の他のグラフですが、検索ユーザーの51%（PCでは75%）が検索結果からどのようなアクションをするのか決定する時間は15秒以内であることが示されています。
検索結果を見ている時間は非常に少ないものであることがわかります。

検索意図と合致しているか？をタイトルやサムネイル、meta descriptionなどで効率的にアピールすることが大切ということがわかります。

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