seo news:CSSを使用して内部リンクを非表示にしてよいか・Googleレンズとショッピング
SEO極〜KIWAMI cloud〜がお送りするデイリーSEO News
2021年10月1日のニュースをお届けします。
2021年10月1日(金)
≪SEO極〜KIWAMI cloud〜がお送りするトピックス≫
GoogleはMUMを用いて検索システムを再構築する
【重要度:★】
Search Engine Journalからの情報です。
Google on Using CSS to Hide Internal Links
CSSによって内部リンクを隠すことはクローキングにならないか?という質問に対して、Google社のスポークスマンであるジョン・ミュラー氏は「ならない」と答えています。
これは当然のことで、Googleと人間に対して別の情報を見せるのがクローキングであり、CSSでリンクを隠した場合は、人間にもGoogleにも同じようにリンクは隠されます。
というわけでクローキングによってペナルティになるということはないのですが、問題はリンクを隠すことが人間にとっても利便性を残っていないか?を考えるべきであるということです。
そもそもリンクがあるのは何故?リンクを隠しているのは何故?を問わねばなりません。
SEOの問題としてはこの件は重要ではないのですが、SEOの原則はユーザーにとって良いことはSEOにとってもいいことであるという原則を思い出して欲しくこの問題を取り上げました。
Webで見つけたアイテムをGoogleレンズで探してそのまま購入することができるようになります
【重要度:★★★】
iOS版のGoogleアプリでまもなくこの機能が提供されるようになります。
使う側として便利な機能であることはもちろんなのですが、SEOの実務に携わる側としてはもっと重要なことがあります。
それは「鮮明で解像度が高い商品の画像を多数掲載するべき」ということです。
ユーザは様々な商品画像を撮ってブログなどに掲載するでしょう。
その商品画像に類似の写真が、自分の運営しているWebサイト上にない場合はたとえ同じ写真であったとしても、Googleレンズは同じ商品だと認識することができない可能性が高いのです。
例えば自動車であれば前から撮る、横から、後ろから、車内も様々な角度から撮るといったことが重要になります。
ちょっと面倒かもしれませんが、購入を検討する方にとっても有用な情報となりコンバージョン率の向上にも繋がります。
原則は「人間にとっていいことはSEOにとってもいいことである」ということなのです。
その原則は検索エンジンが進化するほどより重要になるという好例と言えるでしょう。
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