eゲーミングを意味するドメイン「.esports」にSEO効果はあるのか

【重要度：★★】

Search Engine Roundtalbeからの情報です。

Google: No Positive SEO Effect From .esports Domain
Google: .esportsドメインはSEOにプラス効果なし

Web3ドメイン事業をおこなうKooky社は「.esports」というトップレベルドメイン（TLD）を含むドメインを販売。
TLDとは.comや、.jpなどのようなドメイン名の右側（最上位）に位置する部分の名称のこと。

Search Engine Roundtableより引用　現在削除されています

There’s no positive SEO effect from a TLD like that.

— John Mueller (@johnmu.com) 2025年4月15日 14:22

esportsドメインでSEOをブーストしよう！と称してPRしていたのですが、それに対してGoogleのスポークスマンであるジョン・ミュラー氏は「このようなドメインを使ってもSEOの効果はない」と即座に否定しました。この否定によって、この投稿は削除されています。

TLDにSEOの効果はまったくないのでしょうか？その点についてはGoogleの発言は100％正しいとは言い切れません。少なくともわざわざ.esportsというTLDを持つドメインでWebサイトを運営するのであれば、そのWebサイトはesportsに関するテーマを扱っていると考えるのが普通です。

そう考えると、SEOへの寄与の効果はゼロであると言い切れないと思います。
しかしながら、ほぼその効果はないに等しいというのが正解かもしれません。

もう一点論点があります。
このドメインですが、Web3ドメインという、ブロックチェーンの技術を応用したドメイン登録によるものです。
Web3ドメインは通常のChromeなどのWebブラウザでアクセスすることはできません。そもそもアクセスできないのですから現時点では価値はゼロといっていいでしょう。

この種の新しいTLDによってSEO効果をうたうサービスはこれからも出てくるかもしれませんが、疑ってかかったほうが賢明だといえます。

#SEO #TLD #Google #google.com

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