Googleはクロールするページを減らしたいと考えている
【重要度：★★★】
Search Enginze Journalからの情報です。
Google’s Crawling Priorities: Insights From Analyst Gary Illyes
「Google のクロールの優先事項: アナリストGary Illyesの洞察」
- Google はクロールするページを減らし、データ消費量を削減することに取り組んでいます。
- Googleは以前、クロールの決定は動的であり、さまざまな要因に基づいていることを明らかにしました。
- コンテンツの品質を向上させることは、効率的なクロールとインデックス作成を確保するために不可欠です。
要約について日本語訳を引用します。
ちなみにGary Illyes氏はGoogleのアナリストとして有名で、クローラーの挙動などについて情報発信をしています。日本が好きともされていて、「鯨理」という漢字名のハンドル名を持っています。
Whale, whale, whale… it’s come to this. Now trolling on LinkedIn too: https://t.co/phnKW8qWwT
(mostly posting it for @rustybrick)
— Gary 鯨理／경리 Illyes (so official, trust me) (@methode) December 2, 2022
その彼の発言が掲載されています。
近年Googleは品質が低いページについてインデックスしない傾向が強いと感じているSEO担当者が多いのですが、まさしくその感じ方と一致するのではないでしょうか。
クロール量を削減するためのbingが導入したIndexNowについてもGoogleは導入を検討しているといいます。
クロールを減らす目的としては環境への配慮もあるとされています。クローリングはサーバーへの負荷が大きいので、クロールを減らせばサーバー台数を削減することができます。消費電力、CO2削減につながるわけですね。
このクロールを減らしたいという意向を受けてやるべきことは2つあるでしょう。
- クロールに値する価値あるコンテンツを作成する
- クロールの負荷を軽くする（IndexNowの導入を含む）
これらについて重要性が高まっているということですね。
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