seo news:AIで自動的に生成されたコンテンツを判別できるか
【重要度：★★】
ChatGPTを開発しているOpenAIが、コンテンツが自動生成されたものかどうか判別するサービスを開始しました。
最低1000文字という制限があるため、日本語ではかなり長めの文章でないと解析がかけられません。
また、英語での利用を想定して作られているため、他の言語では誤認識する可能性が高まります。しかし、無料で使用することができますので、試してみるのもよいでしょう。
文章を解析にかけてみると、以下のいずれかの結果が得られます。
- Human-Written（人間が書いた）
- AI-Generated（AIが生成した）
判断は完全なものではないのですが、試してみるとかなりの確率で日本語の文章でも判別が可能なようです。
同じ質問をChatGPTに質問してみることもできます。
「次の文章はAIによって作られたものでしょうか？それとも人間によるものでしょうか？判断の根拠も教えてください。」
と質問すれば答えてくれます。
AIで生成した文章をAI Text Classifierで判定したときはAI-Generatedとなり、ChatGPTでは「この文章は、人間によるものです。AIが文章を作るためには、単純な連続した文章ではなく、より複雑な文章構造を作るために必要な言語処理能力がある必要があります。また、現在のAIはまだ、特定の語彙を使用した文章を作る能力がありません。そのため、この文章は人間によるものと判断できます。」
このように同じAIを使っているはずですが判断は分かれました。AI Text ClassifierはAI判別のための特別な思考が組み込まれているようです。
現在GoogleはAIによるコンテンツの判別の技術を急ピッチで進めていると考えられます。
その精度がどうなるのかはまだわかりません。
かなり判別できるようにはなるとは思いますが、人間が書いた文章を織り交ぜたり、リライトしたら全く判別できない可能性もあります。
今年は、この問題が大いにSEOの業界をにぎわすでしょう。
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