seo news:ダイナミックレンダリングをGoogleは推奨しないことに

【重要度:★★】

Googleが公式に発表する、Google検索セントラルからの情報です。

Implement dynamic rendering

「ダイナミックレンダリングを実装する」というページが更新されました。
残念ながら日本語版はまだ更新されていないので英語版のみです。

ダイナミックレンダリングとはそもそも何でしょうか?

Javascriptでページを生成している場合は、Googleのクローリングができないことがあるのです。
この解決策の一つがダイナミックレンダリングなのです。

ではなぜJavascriptで生成されたページをGoogleはクローリングできないことがあるのでしょうか?
Javascriptの実行にはサーバーのリソースを大量に消費します。
そのため、GoogleはJavascriptを実行しないことがあるのです。

これがあるためGoogleに確実にクローリングしてもらうためには、JavascriptではなくHTMLで実装するのが確実なのです。
しかし、データーベースが関与するようなページの場合は、HTMLで実装することは不可能です。

そこで以前この解決策としてGoogleが提示していた一つの方法がダイナミックレンダリングでした。

普通のユーザーがページを開いた時は、ユーザーのパソコンなりスマホでJavascriptを実行させます。
それに対してGoogleのクローラー、つまりGoogleBotがページを開いた時は、あらかじめ生成しておいたHTMLをGoogleBotにはクローリングさせるようにします。

こうすることで、JavascriptをGoogleのクローラーは実行しないで済みます。
ユーザーとGoogleBotに違う情報を見せることになるため、一見するとクローキングに思われるかもしれませんが、クローキングにはならないというのがGoogleの公式見解です。

さて、ここまでがダイナミックレンダリングの説明ですが、今まではダイナミックレンダリングは一つの解決策として推奨されていました。しかし、今回のページの更新では「あくまで回避策であり、推奨はしない」というスタンスに変わっています。

サーバーサイド レンダリング静的レンダリングハイドレーションを推奨しています。
この技術についてはリンク先を御覧ください。

ではなぜダイナミックレンダリングを推奨しなくなったのでしょうか?

Dynamic rendering is a workaround and not a recommended solution, because it creates additional complexities and resource requirements.

「ダイナミックレンダリングは回避策であり、推奨されるソリューションではありません。これにより複雑さが増し、必要なリソースが増えるためです。」

確かに複雑さを増すことは確かです。実装も難しいものになります。
しかし、それだけではないのではないでしょうか。
これはあくまでも推測にすぎないのですが、クローキングの危険がないといわれながらもゼロにすることはできないし、逆にクローキングを行った場合にGoogle側がこれを見落とす可能性もあるということもこの非推奨になった理由の一つではないでしょうか。

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