seo news：IndexNowをGoogleはテストしている

2021年11月12日2022年8月18日 seomasterdailynews 0件のコメント

【重要度：★★★】

Search Engine Landからの情報です。

Google is testing the IndexNow protocol for sustainability

IndexNowとは？

BingとYandex（ロシアで最も使われている検索エンジン）が独自に導入したインデックスを促進するためのプロトコルです。
検索エンジンへの登録を促すための自動化された登録手続きといえばわかりやすいでしょう。

これは2021年の10月18日に公表され、他の検索エンジンが追従することを歓迎するとのことでした。

Googleがこれに追従するかどうか？SEOの業界関係者は懐疑的であったと思います。
しかし、Googleはこれを導入に向けてテストを行っていることが公式にアナウンスされました。

今までですが、即時にインデックスさせたい場合に、Search ConsoleからURL検査という手動のツールで登録をされた方は少なくないでしょう。
また、自動化が可能な方法としてはWebSub（旧PubSubHubbub）というプロトコルを使って、Googleに新しいページの存在を通知するという方法はありました。
しかしながら、WebSubは完全とは言えず、これを使っても即時に検索結果に反映しないことが多かったと思います。

WebSubの代替というわけでもなく、そもそも有用性も小さく、WebSub自体忘れられた存在になっていたのでまったく新しく作り直したというものになっています。

Googleの意図としては、ページの更新の有無に関わらず、様々なページを常にクローリングしなければならないということは負担でした。
しかし、IndexNowが普及すればクローリングの回数を劇的に減らすことができます。結果としてクローラーの負荷が大きく減り、サーバー台数の大きな削減をはかることが可能になります。
CO2の削減といった環境への効果が見込めるというわけです。

さて、IndexNowですが、いつGoogleに導入されるのでしょうか？
そもそも正式にリリースするという発表ではないので、いつとはわかりません。
数ヶ月程度では導入される可能性が高いでしょう。

導入に向けて準備する方が良いですし、もし仮にGoogleがしばらく対応しなかったとしてもBingでは有利に働きます。
そこでIndexNowの準備ですが、WordpressであればすでにIndexNowの対応プラグインがリリースされています。

Mihdan: Index Now

このロシア製であり、日本語対応もしていないので慌てて導入する必要はありませんが、いずれ対応が必要になりますので準備をしておくことをお勧めします。
独自CMSであればコーディングが必須です。

対応方法はMicrosoft BingIndexNowサイトにわかりやすく記載がありますので対応される方はご参考になさってください。

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