seo news:Core Web Vitals によるビジネス インパクト/Google KELM/Googleがインデックスしてくれないとき

SEO極〜KIWAMI cloud〜がお送りするデイリーSEO News

2021年5月28日のニュースをお届けします。


2021年5月28日(金)

≪SEO極〜KIWAMI cloud〜がお送りするトピックス≫

Core Web Vitals によるビジネス インパクト

 

Core Web Vitals によるビジネス インパクト という記事がGoogleからリリースされました。

 

6月よりCore Web Vitalsによる、検索順位への反映が行われるようになりますが、これが目的でページを改善するのではないということを示す記事です。
Core Web Vitalsとはユーザーにとっての使い勝手を数値化したもので、使い勝手が悪いWebページはユーザーの満足度が下がるから、検索順位に結果として反映させるというのがGoogleのスタンスです。

 

では、本当にCore Web Vitalsは使い勝手にどの程度影響するのか?を実際にデータで示した貴重な情報です。
例えば、

 

Vodafone(イタリア)は、LCP を 31% 改善することで、売上が 8% 増加しました。

 

 

といった貴重な事例があります。是非ご覧いただけたらと思います。
つまりCore Web Vitalsがなかったとしても、ユーザーの満足度、ひいてはWebサイトからの利益を増やすためにはCore Web Vitalsを改善する必要があるということです。

 

Googleは情報の正確さの判断を向上させるKELMを発表しました

Search Engine Jounalの記事を紹介します。
Google KELM Reduces Bias and Improves Factual Accuracy

 

Googleは基本的に情報の正確性を判断することはしていないと、Google社のジョンミュラー氏はこれまで述べています。
しかし、KELM(Knowledge-Enhanced Language Model Pre-training)というアルゴリズムによってごく近い将来、情報の正確性を判断し、嘘の情報を除去できる可能性が大きく高まったと言えます。

 

 

インデックスされないと騒ぐより連絡フォームでGoogleに報告しよう

 

Twitterでページが登録してもらえないと不満を述べている人に対してGoogleのジョンミュラー氏が答えています。

 

「Twitterで不満を言っていても何の役にも立たないので、インデックス作成の問題の報告フォームを作ったのでそこに報告をしてください。」

 

 

ということです。このフォームは1ヶ月前でできたもので、新しい機能なのでみなさんも知らなかったと思いますが、インデックスが正常にできない時は報告してみてください。※現在日本語版はまだリリースされていません。

 

近年、Googleのインデックスは非常に遅いときがあるので、このフォームを使ってGoogleに報告をすることで、Googleは問題の解決のための手がかりを得る可能性があるので有用だと思います。

 


 
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