SEO 対策の認知度約 3 割 リスティング広告の認知度約 7 割 ユーザーの信頼性:広告より自然検索結果 87.2%
リリース日:2012年6月28日
この度、株式会社ディテイルクラウドクリエイティブ (社長:南雲 宏明)は、2012 年 6 月 15 日(金)~6 月 18 日(月)の四日間で全国の 20 歳~39 歳男女に、「インターネットに関する意識調査」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
インターネット普及率が 80%を超えてから 5 年以上の月日がたっています。今では、携帯端末の普及により、スマートフォンなどで Web を閲覧する方も増えてきております。そんな中、情報を調べる際、まずはインターネットで検索をするという行為も世の中に浸透してきました。それに伴い、インターネット検索に活路を見出している企業が世間を賑わせています。IT 企業の思惑とインターネットユーザーの感覚は、現状どのようになっているのでしょうか。食い違いは生じているのでしょうか。そんなインターネットの検索事情について調査を致しました。
※なお、調査はインターネットを非常に良く使うと想定される世代に絞って行っております。
【調査概要】
1.調査の対象:全国の 20 歳~39 歳の男女
2.有効回答数:500 人
3.調査実施日:2012 年 6 月 15 日(金)~6 月 18 日(月)
【検索エンジンに関する調査 設問一覧】
Q1. あなたが普段主に使っている検索エンジンを教えてください。
Q2. あなたは、これまでに検索エンジンを使って、調べたいと思ったことやサイトが見つからなかった経験はありますか。
Q3. あなたが 1 回検索する時に、一度に入力する検索ワードは、いくつであることが多いですか。
Q4. あなたは、普段検索結果を何件目まで開いてみることが多いですか。
Q5. 検索エンジンの検索結果の順位で、特定のホームページの順位を上げる施策を行う企業があることをご存じですか。
Q6. 検索エンジンを使った検索結果の「順位を上げる施策」を、(検索エンジン会社ではない SEO 専門業者に対して)「お金」を払えばできることをご存じですか。
Q7. 検索エンジンを使用した検索結果の中に、広告が出ているのをご存じですか。
Q8. 検索エンジンを使った検索結果には広告も出てくるのですが、あなたは、自然検索結果と広告どちらから情報を入手したいですか。
Q1.あなたが普段主に使っている検索エンジンを教えてください。 (N=500)
「Yahoo!JAPAN」が61.8%と他を引き離して最も多い結果となりました。続いて「Google」の34.2%がつけています。この結果からみると、相変わらず日本の検索エンジンはYahooとGoogleが牽引していることが改めて分かります。
Q2.あなたは、これまでに検索エンジンを使って、調べたいと思ったことやサイトが見つからなかった経験はありますか。(N=500)
「たまにある/あった」が64.2%と最も多く、「よくある/あった」「ほとんどない」がどちらも17.4%と並びました。自分が欲している情報にたどり着くことができない経験をお持ちの方が81.6%いることが分かりました。便利なインターネットの検索ですが、情報がたくさんあることによって便利ではなくなってしまっている反面も持っているようです。
Q3.あなたが1回検索する時に、一度に入力する検索ワードは、いくつであることが多いですか。(N=500)
「2つ」が54.0%と最も多く、「1つ」が27.6%と続きました。インターネットが普及して月日がたち、ポータルサイトで検索できる情報が増加した中で、検索ワードが1つだと、Q2の結果からも推察できるように自分が欲している情報にたどり着けないのかもしれません。
また、「3つ」と回答している方が16.8%いることから、検索ワードを駆使して情報を探す方もいることが分かります。
Q4.あなたは、普段検索結果を何件目まで開いてみることが多いですか。(N=500)
「4番目まで」が26.6%、「7番目まで」が24.8%、「10番目まで」が22.6%と、上位3つがどんぐりの背比べとなりました。そこに「1番上のみ」の5.5%を加えると79.6%となり、インターネットユーザーの約8割が検索結果を1ページ目しか見ないということが分かりました。
(※検索結果の自然検索件数は、1ページあたり10件表示の設定として)
情報を検索したユーザーに自社のHPを見てもらおうとするなら、検索結果の10件目以内に入ることが重要であるようです。
Q5. 検索エンジンの検索結果の順位で、特定のホームページの順位を上げる施策を行う企業があることをご存じですか。(N=500)
「知らない」が52.2%と最も多く、約半数の方が‘特定のホームページの順位をあげる施策を行う企業’の存在を知らないことが分かりました。これは、自然検索結果が企業の施策によって表示順位が変動していることを知らないということにつながるのではないでしょうか。自然検索結果を信憑性があるものだと考えている方が多いのかもしれません。
Q6.検索エンジンを使った検索結果の「順位を上げる施策」を、(検索エンジン会社ではないSEO専門業者に対して)「お金」を払えばできることをご存じですか。(N=500)
Q7.検索エンジンを使った検索結果の中に、広告が出ているのをご存じですか。(N=500)
Q6では、【検索エンジンを使った検索結果の「順位をあげる施策」を、(検索エンジン会社ではないSEO専門業者に対して)「お金」を払えばできること】を「知らない」と回答した方が66.2%となり、7割弱の方が検索エンジンを使用した検索結果の順位に何らかの対策方法があることを知らないことが分かりました。
Q6に対してQ7では、【検索結果の中に、広告が出ていること】を「知っている」と回答した方が69.4%となり、検索結果のページ内に広告が存在することを知っている人が約7割となりした。
この2つの設問の結果から鑑みると、検索結果の1ページの中に‘検索結果’と‘広告’が混在することを知っている人は多いが、‘検索結果’に関しては費用を投じて検索結果を変動できる施策があることを知らない人も多いということが分かります。リスティング広告に関しては浸透しつつありますが、まだまだ検索結果に対して働きかける‘SEO’という言葉・内容は、インターネットユーザーに浸透していないようです。
Q8.検索エンジンを使った検索結果には広告も出てくるのですが、あなたは、自然検索結果と広告どちらから情報を入手したいですか。(N=500)
「自然検索結果から情報を入手したい」という方が87.2%と圧倒的な結果となりました。みなさん広告からの情報ではなく自然検索結果からの情報のほうが信頼できると感じているのでしょうか。
この結果を見ると、リスティング広告が‘広告’と認知されている今、自然検索結果に対していかに働きかけるかがHPへの流入を増加させるポイントだと言えるかもしれません。
【会社概要】
株式会社ディテイルクラウドクリエイティブ
設立:2010年7月
住所:〒115-0055 東京都北区赤羽西1丁目39番8号 2F
代表者:南雲宏明
株式会社ディテイルクラウドクリエイティブは、クラウドを中心とした総合インターネットサービス企業です。 seoマスターProfessionalのASP販売を中心に、各企業の社内SEOの向上に努めております。
【SEOマスターProfessionalとは】
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